How to spend the year-end and New Year holidays -tea and frozen yokan-

 休暇が続いているので来年以降の制作の計画についていつもより掘り下げてみている。休暇や空き時間はあるものの、リズムを整えることが時間をキープすることよりも難しい課題だと感じる。アウトプットの作業をより幅広く行うためにも、このゆったりした時間は貴重な手探り期間である。

 先日は久しぶりに映画館に行き、「偶然と想像」を観た。
”魔法(よりもっと不確か)”、”扉は開けたままで”、”もう一度”の短編のオムニバスだったが、自分の身に起きるとは思ってもいない珍事にどれだけ懸命に向き合って生きられるかで毎日楽しめる数は変わってくるなと気付かせてくれる映画だった。
無意識に経験則に頼ったり、長く続けてきた考え方を盾に物事を片付けて忘れてしまうことの方が多いものだが、目の前で今現在起こっている現象を全ての事柄をこれまで感じたことのある感覚や出来事と同等に捉えてこなしてしまうのは味気ない作業だなと思う。
破壊的な変化を自分らしく受け止めて楽しめたらどんなに面白いか。

 年明け早々環境も変わりまた制作ができないだの右脳が死んでいるだの悩むことにはなるだろうが、リズムを掴み、その中でたくさんの珍事と面白い空間を生んでいきたいものだ。